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【25/4/27】遊行寺

冨塚八幡宮を後にして、このまま1号を走る。
10:57 遊行寺到着。
ゆるやかな下り坂が続いて気持ちよかった、と思う。
もう3ヶ月も前のことなので思い出すにも時間が掛かる…
こういう旅行記はしっかり記憶のあるうちに記さないといけないなぁ。

H25042701遊行寺

■藤沢山無量光院清浄光寺
創建:1325年
宗派:寺宗
本尊:阿弥陀如来座像

時宗遊行上人四代呑海が相模国藤沢に開山したため、通称「遊行寺」の方が有名。
時宗の総本山です。
遊行上人第四代呑海は藤沢市周辺俣野の領主俣野氏の一族である俣野五郎景平の弟。
寺院の開祖は兄・景平で、呑海のために建立した寺院といわれます。
俣野氏は鎌倉氏出の俣野景久を祖とし、
景久は平安時代末期の治承・寿永の乱において平氏方につき石橋山の戦いなど各地で転戦したもの
最後には戦に破れて死亡、その頃より衰退しはじめ、鎌倉時代に入ると
すでに没落していたようです。
そんな没落武家の俣野氏から1265年に生まれた呑海は遊行上人2世・真教に師事し、
1319年遊行上人を継ぎました。
ところが1320年に遊行上人2世・他阿智得が相模原にある当麻道場(無量光寺)で没した際に
遊行に出ていたため智得の弟子の真光が当麻道場の住持となったので当麻道場に入ることが出来ず
兄・景平の援助によって建立されるという経緯がありました。
結果、のちに時宗十二派中最大の遊行派の総本山となり、
呑海は藤沢上人の初代として清浄光寺に独住することとなります。
兄・景平は遊行寺境内に俣野権現として祀られています。

時宗は浄土教の一宗派。
平安時代末期に末法思想が流行すると、こぞって貴族は極楽浄土を求めて阿弥陀仏に縋り、
極楽浄土を想像した寺院を建築したり、阿弥陀仏の垂迹である熊野権現に救いを求めて
熊野詣が流行ったりしました。
こういった時代の中で、阿弥陀仏の極楽浄土に往生し成仏することを説く浄土教が広まり、
また政権が貴族から武家へと移り変わる鎌倉時代になると
仏教も武士階級・一般庶民を対象とした信仰思想の変革が起こりました。
これが「鎌倉仏教」でそこから浄土思想を根底に持つ新仏教が生まれてきます。
法然の浄土宗です。
そこから親鸞が学び、浄土真宗を起こし、
法然の孫弟子である浄土宗の聖達を師事したのが時宗の一遍です。
一遍は熊野本宮大社で熊野権現から啓示を得て悟りを開き、時宗を開宗したとされます。
浄土宗は念仏(南無阿弥陀仏)を唱えることで貴賎や男女の区別なく西方極楽浄土へ往生できると説き、
浄土真宗はそこにさらに念仏を唱えれば信者でなくとも往生できると説き、
時宗は阿弥陀仏の絶対性は「信」すらも不要で、念仏を唱えることのみで極楽往生できると説いており
成立の時期によって極楽への道が近くなっている感じがしますが
自分のような門外漢が各々宗派を語るのは愚考でしかありません。

時宗の遊行(布教活動)では、賦算と踊念仏を行いました。
賦算は「南無阿弥陀仏、決定往生六十万人」と記した札を配ることで
踊念仏は太鼓・鉦などを打ち鳴らし、踊りながら念仏・和讃を唱えること。
この念仏行者の中から猿楽師の観阿(観阿弥)、世阿(世阿弥)が生まれます。
室町幕府の第3代将軍足利義満が京都の今熊野において、
観阿弥とその息子の世阿弥による猿楽を鑑賞したことも熊野と時宗の繋がりによるものではないかと。
出雲阿国の創始した歌舞伎踊りにも踊念仏が影響したとも言われ
能や狂言、歌舞伎の発生には時宗の存在があったことを考えると
他の宗派とは毛色の違う、庶民的なものだった感じがしますね。
また、盆踊りにも影響をあたえました。
盆踊りの起源は「念仏踊り」で「踊念仏」とは別物ですが
時代の流れとともにさまざまな芸能と融合し、地域色のある今の盆踊りになったのでしょう。

そんな時宗の総本山遊行寺を参拝。
ちょうどこの日は境内でフリマをやっていたようです。
ここまで55キロ近く走ったのでお参りの前にミニアンパンを1つ頬張る。
ロングライドにはミニアンパンは必須ですw

境内は立派、時宗が大きな教団であることを実感させられます。

DSC_4795.jpg

ご朱印を頂きに寺務所へ行くと、販売物の中に
梅原猛のサイン入りの著書があって
欲しくなってしまった…
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[ 2013年08月03日 18:29 ] カテゴリ:寺院 | TB(0) | CM(0)
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